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ひよっこりさおの写真道!~フォーカスライトを使おう~
こんにちは、さおです。
ポンコツ改めひよっこに昇進しました!よろピくお願いします!
というわけで、みなさんお待ちかね「ひよっこりさおの写真道」第10話です。
こちらの連載では、今はまだひよっこのさおが一人前のフォトグラファーとして成長してゆくまでを継続して追ってゆきます!
◆
さて、先月書いた1年半ぶりの投稿は陸観光編でしたが、今回はちゃんと水中写真です!^^
光量の大きいストロボには「フォーカスライト(ターゲットライト)」というものがついてます。(どちらの呼び方もあるようですが、INONのHPにはフォーカスライトと書いてあったのでここではそう呼びます)
私が考えるフォーカスライトの役割は以下の3つです。※個人の主観です
①暗い水中で被写体を照らし、ピントを合わせやすくする
水中でシャッターボタンを半押ししてピントを合わせようとしても、カメラがジーコジーコ迷っちゃってなかなかピントが合わない…そんな経験ありませんか?
暗いとピントが合わせられないので、ライトを照らすとシャキッとピントがあうかもです^^
(被写体との距離が近すぎる場合もピントが合わない場合があります)
②ストロボがどこに向いているか分かるようにする
これもけっこう大事で…ストロボって気づいたらあさっての方向むいちゃってること、よくありません?私はあります!(笑)
そんなときにフォーカスライトがついているとストロボが向いている場所が照らされるので、向きを確認しながらストロボの角度を調整することができます。
③自分の居場所を他人に伝える
これについては「えっ?」て思うかもですが…(笑)
糸島の場合はみんなの泳ぐ範囲がそんなに広くなくてフォーカスライトでも十分居場所がわかるので、ガイドの立場からするとめちゃめちゃ助かります(^^)
が、これはまあ理由としてはオマケみたいな感じですかね。
とはいえ、実は私これまで写真撮影の時にフォーカスライトほぼ使ってませんでした!
理由は以下。
①ストロボの向きをいちいち合わせるのが面倒(ごめんなさい)
被写体のギンポやタツをびっくりさせないように、ちょっと離れたところでストロボの向きを調整しますよね。
で、「いざ撮ろう!」とそ~っと近づいたら、あれっストロボの向き違うじゃん、てなって調整する。
「お、もっと寄れそう!」と思って近づくと、またストロボの角度調整しないといけない、しかもせっかく近づいたのにごそごそしてたら穴に引っ込んじゃったり…ガーン(涙)
②ストロボの向きが合ってなくてもなんとなく光当たってる
私が使用しているストロボZ330って大光量なんです。
マクロで撮影するときは、多少ストロボが変な方向いてたって、(良いか悪いかは別として^^;)周辺光でしっかり照らしてくれます。
ということで糸島でマクロ撮影する分には特に困ってませんでした。
だけど、そんな撮り方してるのでワイドの時にストロボ調整するのが苦手なんですよ…(涙)まあこれはまたおいおい。。
③魚が逃げちゃう
フォーカスライトといえどかなり明るいので、あまり寄りすぎると、しかもライトがド芯で当たると、眩しすぎてギンポがひっこんじゃったりします。
そんな~!ごめーん!
④そもそも一人だし…
私が水中写真撮影するときは、予備のリタンダントガスを携行してソロで潜ってます。
ので居場所知らせる必要なし!
⑤電池なくなりそう
これは余計な心配かもですが…
フォーカスライトずっとつけてたら、いざというときにストロボ電池切れになるんじゃない!?なんて。
たしかにライトつけてるほうが電池は使用しますが、電池切れになるほどかというとそこまで気にしなくていいのかも、と思います。
けど、貧乏性で使ってない時は消しちゃう。そしてつけない(笑)
そんな私がなぜフォーカスライトを使うつもりになったのか!
ずばり!
ピントが合わない!(どーん)
↑2020年3月の写真道ブログでも同じこと言ってます(笑)
「このレンズ、オートフォーカスやたら遅いな~」とか文句言ってたんですが、よくよく考えると、暗い状況で撮影してる自分のせいだったことが判明(笑)
というわけで、今回はフォーカスライトを使っての撮影に臨みます!
(前振り長かった~)
◆
今日の被写体は、もう一人のピカチュウ(勝手に呼んでる)、ゴマフビロウドウミウシ!
まずは分かりやすいようにストロボ無しで撮影してみましょう。
うーん、こりゃ暗い!何がなんだか。
次はフォーカスライトのみで撮影してみます。
これでピントが合う、はず!
あれ~?合わない!(笑)
さっきより明るいからフォーカスライトは当たってるんですが…
写真をよく見ると、ゴマちゃんにはピントは合っていないものの、周辺の砂やなんやにピントが合っています。
このゴマちゃんがいたのはシロガヤの林の中。
ただでさえピントが合いにくい場所だったのです…
その後も格闘を続け、なんとかピントを合わせることに成功!
よっしゃ!と意気込んでシャッターを切ると!
ぼけとるやないかーい!
手前の砂にピント持っていかれてしまいました!
うねりの影響で手前のシロガヤが行ったり来たりするのでタイミングを見計らいつつ、ポジションを変えてシロガヤがゴマちゃんの顔にかからない場所を探したり、あれやこれや格闘しながら20分…
そしてついに、今日の最高傑作が!!
トリミングしてもピントがはっきりくっきり!
シロガヤ林をのんびり散歩してるゴマちゃんをかわいく切り取れて、大満足の一枚でした!
格闘した甲斐があったぜ~
◆
最高傑作のゴマちゃんが撮れたので、意気揚々と周囲を探索^^
一周して帰ってきてゴマちゃん見たら林を通り抜けてめっちゃ撮りやすい位置に移動してました(笑)
◆
ちなみに…
今日のお題の「フォーカスライト」は途中から使いませんでした(笑)
だってうねってるし、被写体との距離感も動くし、それに合わせてストロボ動かすなんて私には無理だったんだよー!
難しすぎます!!
まあピント合いづらいけど、こうやってじっくり粘って何十枚って撮影してそのうちの1,2枚がピント合ってればいいかなって…だめ?(笑)
フォーカスライトを使いこなしてる人、コツを教えてください!
(つづく♡)
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